ぎっくり腰や腰痛についていろいろ相談を受けますが、腰の上、すなわち背中の痛みも腰痛に似た症状が出ます。
ぎっくり腰や腰痛はいわゆる腰の部分のほか、骨盤の骨の触れる部分や尾てい骨の上、お尻の側面の部分が主に痛みの中心です。
「腰」と一言に言ってもある程度広い範囲がイメージされますし人によって表現は様々です。
解剖学的には腰の骨である腰椎は5つあります。一番上の腰椎はかなり上にあるので一般の方がイメージするより腰は範囲が広いのです。
腰椎の上から一番や二番あたりに痛みを感じても背中が痛いと表現される方もいますが、これも解剖学的には腰痛と呼んでいいでしょう。
腰と背中の境界の表現は人によって様々のようです。
「ぎっくり背中」と呼ばれるものは正確には、腰椎ではなく胸椎(肋骨が接続する背骨)に発生した急な痛みですが、背骨の痛みであるぎっくり腰と対処法はあまり変わりません。
しかしぎっくり背中でもまずはレッドフラッグの確認が重要です。通常は腰痛の場合に注意が必要とされていますが背部痛のときも念のため確認したほうが無難でしょう。
レッドフラッグがなければ適切な処置でちゃんと良くなります。レッドフラッグについてはこちらの記事を参考にして下さい。
「最近増えているぎっくり背中」と一部でクローズアップされていますがネーミングされ始めただけで以前からあったものと考えています。
この写真は「腰」をおさえていますね。おそらくもう少し上が痛かったら「背中の痛み」「ぎっくり背中」と表現されると思います。
「ぎっくり腰」でも「ぎっくり背中」でもレッドフラッグがなければ活動性の維持が早期回復の近道です。
腰や背中の痛みは安静よりも安心が重要です。適切なアプローチをしていれば、重大な疾患でない限りは良い成績が出ます。
レッドフラッグでないことが確認できても痛みがひかなかったり、シップをもらっただけで変化がないなど心配な場合は遠慮なくご相談下さい。
この記事を書いた人
夏目幸宗(柔道整復師)
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