腰痛に関して当院が経験した事例を紹介したいと思います。今回は40代女性のぎっくり腰の事例です。
数週間前から仕事中(接客業)立っている時うずくような違和感があり、数日前イスから立ち上がろうとした時ぎっくり腰になった。うずくような痛みは経験上ぎっくり腰の徴候と自覚しているという。
立ち上がる時の痛みと長時間立ったままの姿勢が続くとうずくような痛みがあるという。
数日我慢したが痛みが引かず来院。腰部に痛み。
十年以上、慢性の腰痛に悩まされているという。痛みが強いか弱いかだけで基本的にいつも腰に不調を感じている。たまに良い時もあるとの話。しかし良い時は長く続かず痛みや違和感を自覚することが多い。
腰痛との付き合いが長くなるにつれてコルセットを常用するようになり手放せなくなった。仕事のときや出かけるとき、コルセットを着用していないと不安。しかし着用し続ければ筋肉が落ちてしまい腰が弱くなるという不安も抱えている。
強い痛みがないが長期に痛みがあったので念のためレッドフラッグの確認・痛みの範囲の確認・状況の聞き取りを詳細に。
危険な徴候は確認できなかったので可動域の回復および日常生活動作の回復を目的に施術。
多忙のため通院の時間を割けないということなので残念ではあるが短期的な痛みの改善を目指すことに。
また、「難しい説明は聞きたくない」とのことだったので腰痛知識の説明は極力簡単にさせていただくこととした。
・初回
痛みのある動きおよび角度や動作の検査。
施術後、痛みのある動作が消失。立ち上がり動作や起立姿勢などの痛みのあった姿勢ができるようになった。
腰痛の解説は簡単にしてほしいとのことだったのでごく簡単に。
多忙につき通院を続けることができないという話だったが、痛みの戻りがないか確認が必要だったために二回目の来院をお願いし終了。
・二回目
痛みの戻りはなくぎっくり腰による不調は改善した模様。
痛みはないが可動域の改善の余地はあり、今回はその点を修正。
うずくような痛みの感覚もこの時点では確認されなかった。
自宅での可動域改善方法について指導する。次回いつ来れるかわからないとのことだったので、指導したことを自宅でもセルフケアとして続けてもらうようお願いした。
当院としては知識的に不安なところが見受けられたが、詳しい解説を望んでいないこともあり解説は最小限とし、「立っているだけで腰が壊れることはないのでできるかぎり安静にならないように頑張って」と励ます程度にとどめ終了。
ぎっくり腰の痛みは取れたものの、慢性的かつ長期的な腰痛にはアプローチできませんでした。勝手ながら当院の目標は根本的な腰痛の改善です。長期的にこの方と関わることができなかったことと本人が根本的な改善のために腰痛と向き合えなかったことはとても残念です。短期的には満足していただけたものの詳しい説明を受け入れてもらえなかったことを含めると反省すべき事例です。
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